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戸塚 俊之
JAERI-M 93-158, 36 Pages, 1993/08
大型核融合装置JT-60の制御系におけるデータ収集・伝送システムは、CAMAC規格の機器を用いて構成されている。しかし、このシステムは、その完成から10年近くを経過し、最新の32ビット・マイクロコンピュータを利用したシステムに較べ性能やプログラム開発環境の点で明らかに劣ったものとなっている。この点を改善するため、VME-busモジュールの高速マイクロコンピュータとCAMACシリアル・ドライバを用いたデータ伝送システムを導入することを計画している。これに対応してVME-busシステムに組み込まれたマイクロコンピュータ上で動作するCAMACハンドラーの開発、及びシリアル・ドライバの機能確認、データ伝送性能の評価を行った。本開発の結果、プログラム開発が容易で、十分な処理速度を有し、信頼性の高いデータ伝送システムの構築ができる見通しを得た。